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浅田次郎著「蒼穹の昴」。歴史小説好きもこれから好きになる方もぜひこの一冊を!!

komikan0108

歴史小説好きでも違う人もぜひ。

初めまして。

これから歴史大好きになろうという方も、すでに歴史が大好きだという方も大歓迎、私のおすすめご紹介いたします。
私が歴史好きになるきっかけを作ってくれたは、浅田次郎著「蒼穹の昴」シリーズでした。中国清王朝の末期のお話。その内容の奥深さに私は底知れない興味を湧かせたものです。現在はシリーズ第5部「天子蒙塵」まで出版されています。

主人公の李春雲は、占い師の白太太の予言を信じ、幼い妹を故郷に残したまま自ら宦官になることを決意するのです。周囲の助けもあって、厳しい修行を乗り越えた彼はなんとか無事に宦官になることができました。その後、李春雲は皇帝派と西太后派に分かれた王宮内の生活で何度も厳しい決断を迫られることになります。しだいにシリーズが進むにつれ、多くの登場人物が入り乱れ奥深く激動の清朝末期リアルに味わうことのできる秀逸な作品です。
見どころは、確かに主人公の李春雲の立身出世ではあるのですが、私がもっとも大好きな人物は、今や世間では中国三大悪女の1人として数えられる西太后という方です。今作に登場する西太后には、周囲に大変厳しく当たる様子が多く描かれていますが、その一方で、夫を亡くし愛する子どもに先立たれ心許せる家臣も少ない中・・残された自分が清王朝の全てを背負うことになり、列強など諸外国から必死に清王朝を守る姿が描かれています。彼女が李春雲に対し、心情を吐露する場面では思わずを流しざるはおえませんでした。

それまで歴史小説を読むことはまずなかったのですが、この小説をきっかけに、他の歴史小説読み漁るようになりました。おかげさまで読書の幅がずいぶん広がったと思います。そんなきっかけを作ってくれた「蒼穹の昴」。私がおすすめする一冊は、これです。

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